育休を取ると言ったら周りの人はどんな反応するんだろう?
こんな人のための記事です。
男性の育休取得率は17%と、育休を取る方はまだまだ少数派です。(令和4年度雇用均等基本調査)
自分が取る際に、周りからどういう目で見られるかは気になりますよね。
今回は私が1年の育休を取ると伝えた際に、周囲の人からどのようなことを言われたかをご紹介します。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
妻
ありがとう!一緒に育児頑張ろう!
妻からはとてもポジティブな言葉をもらいました。
育休を取る際に気になることはやはりお金だと思います。
手取り額が育休前の80%程度に下がりますし、残業代も出なくなります。
ただ我が家の場合はお金の心配はほとんどありませんでした。
仮に1年間無給でも生活できるほどには貯金がありましたし、妻は時間の融通が利く自営業で、私が育休中も細々と仕事を続ける予定だったためです。
なので、育休を可能な限り取りたいと伝えると、とても喜んでくれました。
親族
良い会社だね
職場に戻ったときに自分の席ないんじゃないの?
1年も取るの?(嘲笑)
親族からは残念なことにネガティブな反応が多かったです。
年齢が60代で、育児に男性が関わるという感覚が薄いからだと思います。
どういう言葉をもらっても育休をとって育児に全力投球する意思に変わりはなかったですが、
親族からはもうすこし応援の言葉が欲しかったので、正直残念でした。
看護師さん
ホワイトでいい会社ですね~
生まれてから1年間はとくに子供の成長を実感できるので素晴らしいと思います
1年は長いですね。うちの男性職員も長くて3か月です
子どもが未熟児だったので、約半年間入院していました。
面会に行ったときに看護師さんに1年間の育休を取ると伝えると、決まって「ホワイト企業ですね~」と言われました。
1年間の育休をとる男性は、患者さんのなかでも珍しいようです。
また、退院後に週に1回、訪問看護ステーションから看護師さんが来て様態を診てくれていますが、その方からも1年間の育休は長いと言われました。
職場の男性が育休を取る場合、長くても3か月だそうです。
制度上最大の1年間の育休を取る方、もっと増えて欲しいですね
上司
会社の制度なので有効に使ってほしい
1年と聞いてびっくりしたが、家族を優先してほしい
上司からの言葉はポジティブでした。
比較的大きな企業に勤めていることもあり、1か月程度の育休取得は普通の職場です。
1年間の取得は私が初めてでしたが、未熟児だということもあり理解していただけました。
コンプライアンス順守のために育休取得者にも気を遣う必要があるのだろうとは思いますが、前向きな言葉をかけていただき嬉しかったです。
職場の先輩
大変だけど育児がんばって!
ゆっくりしてきてね~
1か月の育休経験者である先輩からもポジティブな言葉をもらえました。
仕事の引継ぎで迷惑をかけるので申し訳ない気持ちでしたが、育休を後押しする言葉をいただき嬉しかったです。
少し気になったのは、もらった言葉の中身が微妙に違うこと。
2人とも育休経験者でしたが、1人からはゆっくりしてきて、と言われました。
実際に育児を開始して分かりましたが、正直ゆっくりはできません。(楽しいですが)
「ゆっくりしてきてね~」と言った先輩は、”取るだけ育休”だったんだなぁと、後から気づきました。
まとめ
今回は1年間の育休を取ると伝えたときの周囲の反応についてご紹介しました。
職場からはポジティブなコメントが多く、親戚からはネガティブなコメントが多かったです。
これにはその方の年齢が大きく影響すると思いました。
上の年代になるほど、育児は女性がするものという意識が強いようです。
育休をとると伝えたときに、驚かれたり、ネガティブなコメントを言われたりするのではなく、「当たり前でしょ?」と言われるくらい、育休取得が浸透すればよいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!