現在、24週 690gで生まれた息子の育児をしています。
息子は生まれてからNICUで114日間、GCUで81日間、合計195日間入院していました。
今回は誕生後におこなった役所手続きをまとめました。
手続きの数が多いうえに、「この書類を出すためには事前にこっちの申請が必要!」 というものもありました。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
私の状況
・会社勤め
・”妻”と”生まれてくる子供”は私の会社の健康保険に入る
・都内住まい
・第一子の出産
・子供は出生時体重2000g以下の未熟児
・出産育児一時金の直接支払制度を使用。窓口で差額分を支払い済み
出産後の一連の手続き
出産後の一連の手続きは以下の表のとおりです。
申請を行った順番通りに記載しています。
(自治体ごとに必要な申請は異なります。ご自身が住んでいる自治体のwebサイトで必ず確認してください!)
(1).出生届
子どもが生まれたら、一番最初にする手続きです。
病院から出生証明書がもらえたのは生まれてから1週間後でした。
生後14日以内に出さないといけないので、少しやきもきしました。
出生届は役所でも事前にもらえますが、出産後に出生証明書がついた出生届を病院でもらえるので、そちらを使用すればOKです。
(1)’. マイナンバー記載の住民票の入手
出生届を出すと、数十分後には個人番号が記載された住民票の発行が可能です。
出生届を出したタイミングで住民票をがほしい旨を戸籍係の窓口で伝えて2,3枚入手しましょう。
018サポートや健康保険証の発行時に使えるので効率的です。
(2). 児童手当
中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童に対し、毎月手当が支給されます。
申請した日の翌月分から支給なので申請は早い方が良いです。
出生届を出した同じタイミングで役所窓口で申請可能なので、まとめて済ませるのがおすすめです。
(3). 出生通知票
赤ちゃんが生まれたことを役所に伝える通知票です。
提出後、すべての家庭を助産師・保健師が訪問します。
提出後、助産師・保健師から電話が来るので、訪問日時を調整します。
未熟児の場合は、退院日が分かったら連絡することで、退院後に訪問してくれます。
(4). 018サポート
都内に住む18歳以下の子供に対し、一人当たり月額5,000円(年額6万円)を支給する制度です。
オンライン申請時に、やや分かりずらいところがあるので、以下の記事が参考になります。
(5). 未熟児のための養育医療給付
生まれた時の体重が2,000グラム以下または生活力が特に弱い新生児が指定医療機関で入院治療を必要とするとき、その治療に対する医療費(医療保険の自己負担分)を自治体が負担してくれます。
必要書類の一つである”養育医療意見書”は病院でお医者さんに必要事項を書いてもらう必要があります。
フォーマットを印刷または保健所で入手して病院に提出します。
提出後、病院から書類が帰ってくるまでに2週間程度かかるので早めに対応しましょう。
未熟児の医療費は月に数百万円かかりますが、養育医療のおかげで負担は0円。
養育医療の手続きは本当に重要!!
(6). 健康保険証
勤めている会社に子供の健康保険証を発行してもらいます。
戸籍謄本は出生届をだしてから約2週間経たないと役所窓口で発行できませんでした。
結構時間がかかる。。
(7). 乳幼児医療証(マル乳医療証)
中学校3年生までの子供の医療費(健康保険の自己負担額・入院時食事療養費標準負担額)の助成を受けられます。
オンラインで申請可能です。
まとめ
今回は東京で未熟児を出産した場合の必要な手続きについて紹介しました。
退院後で体がボロボロのお母さんがやるには大変な作業です。
オンラインで可能なものもありますが、出生届は役所に行くのが必須ですし、 郵送申請が可能な養育医療の申請も保健所に出した方が無難です。
必要な書類の確認~提出は父親がやるべきだと強く感じました。
今後お子さんが生まれた方の参考になればと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!