子どもがNICU・GCUに入院したらどれくらいお金がかかるんだろう？
こんな人のための記事です。
早産などでお子さんがNICU・GCUに入院した場合、どれくらいお金が必要か気になりますよね。
結論、養育医療給付の申請をすれば入院費用は0円です！
ただ、おむつとおしりふきは購入する必要があります。
今回はNICU・GCUに入院した場合にかかるお金について、我が家の実情と合わせてご紹介します。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ！
NICU・GCUとは
NICUとは、新生児集中治療管理室のことです。予定日より早く生まれた赤ちゃん（早産児）、
体重が小さく生まれた赤ちゃん（低出生体重児）、または何らかの疾患のある赤ちゃんを
集中的に治療・管理する集中治療室です。
(https://www.gh.opho.jp/pdf/kango_nicur05.pdf)
GCUとは、新生児回復室のことです。
NICUで治療を受け、状態が安定してきた赤ちゃんが、引き続きケアを受けるお部屋です。
ここでは、お家に帰る準備をしている赤ちゃんが入院しています。
(https://www.gh.opho.jp/pdf/kango_nicur05.pdf)
全国のNICU施設数は188、病床数は1877です。
全国のGCU施設数は175、病床数は2532です。
NICU・GCUの入院費用
養育医療給付の申請をすれば入院費用の自己負担は0円になります。
未熟児であって、指定医療機関の医師が入院を必要と認めた乳児（1歳未満）に対して医療費助成を行う制度
もしも養育医療の申請をしないと多額の費用負担が発生します。
(病院側からも申請するように案内されるので、忘れることはないと思いますが。)
申請方法は各自治体によって異なるので、住んでいる自治体のホームページを確認してください。
私が行った申請を記事にまとめていますので、参考にしてください！
養育医療給付の申請をしていなかった場合に、我が家ではいくらかかっていたかを医療明細から計算してみました。
NICUで114日間、GCUで81日間、合計195日間入院していました。
医療点数1点=10円から、かかっていたであろう費用を計算すると合計約2000万円でした。
NICUでは1か月約400万円、GCUでは1か月約100万円かかっていました。
2000万円は自己負担できない…
入院時にかかった費用
養育医療給付の申請をしても、保険適用とならない治療費や差額ベッド代・おむつ代は自己負担になります。
我が家は以下の費用を自己負担しました。
・おむつ代
・おしりふき代
・面会時の交通費
おむつとおしりふきは1か月4000円程度かかりました。
まとめ
今回はNICU・GCUに入院した際にかかる費用についてご紹介しました。
・養育医療給付の申請をすれば0円
・養育医療給付の申請をしていなかったら2000万円かかっていた
・おむつ、おしりふき、面会時の交通費は自己負担
養育医療は、国や自治体の税金により賄われています。
他の方々のおかげで息子は命をとりとめ、スクスクと成長できています。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
