現在、24週 690gで生まれた息子の育児をしています。
息子は生まれてからNICUで114日間、GCUで81日間、合計195日間入院していました。
子どもが入院していてお母さんが一番大変なのが搾乳だと思います。
1日8~10回の搾乳が推奨されているので、少なくとも3時間に1回は搾乳する必要があります。
これを手でやっていたら、すぐに腱鞘炎になってしまいます。
ということで、今回は妻が実際に使っていた搾乳器についてご紹介します。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
母乳を届ける必要性
未熟児にとって母乳が重要な理由がベネッセのHPで紹介されています。
入院した病院の先生からも、「粉ミルクよりも母乳の方が赤ちゃんが消化しやすいので、当院では可能な限りの母乳育児を推奨している」と言われました。
我が家も、搾乳した母乳を母乳パックに入れて冷凍し、1~2日に1回のペースで病院に持って行っていました。
オススメの搾乳器
搾乳方法は手動と電動があります。
搾乳は1日8~10回する必要があります。
これを手動で行っていたら腱鞘炎になってしまうので、電動がオススメです。
電動搾乳器もいくつか種類がありますが、medelaのSymphonyをレンタルして使っていました。
Symphonyを選んだ理由は以下です。(妻が選びました)
Symphonyを選んだ理由 ① : 病院で使っていた
これが一番大きな理由です。
妻が入院していた時にSymphonyで搾乳しており、使い心地を知っていました。
自宅でも同じものを使えた方が安心できるということでSymphonyをレンタルしました。
Symphonyを選んだ理由 ② : ダブルポンプ
搾乳機には、シングルポンプとダブルポンプという2つのタイプがあります。
【片胸】のみしか吸えないものがシングルポンプ、【両胸】を吸ってくれるものがダブルポンプです。
1日に8~10回も搾乳するので効率的に行う必要があります。
ダブルポンプだと単純計算で半分の時間で終わらせることが出来ます。
また、早く搾乳を終わらせられるだけでなく、取れる母乳量も増えます。
ダブルポンプは速いだけでなく、より効率的に母乳を搾乳します。より多くの射乳反射を促します。この結果、15分の搾乳時間で搾乳できる母乳量が18%増加します。脂肪分のより高い母乳がよりたくさん搾乳されるので、母乳の搾乳量が増加し、カロリーがより高い母乳を確保できます。
https://www.medela.com/ja-jp/breastfeeding-pumping/lactation-professionals/lactation-articles/research-literature/double-pumping#:~:text=%E3%80%8C%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AF%E9%80%9F%E3%81%84%E3%81%A0%E3%81%91,18%EF%BC%85%E5%A2%97%E5%8A%A0%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
実際、片胸ずつ搾乳した場合と両胸同時に搾乳した場合では、両胸同時に搾乳した方が多くの母乳が取れると、妻から聞いています。
Symphonyを選んだ理由 ③ : より多くの母乳を届けたい
未熟児は消化器が未発達のため、粉ミルクより消化しやすく栄養も豊富な母乳を飲ませる方が良いと言われています。
なので、できるだけたくさんの母乳が必要です。
電動搾乳器には電源を外してポータブルで使用できるタイプもありますが、Symphonyの方が搾乳力が強いです。
ピジョンの電動搾乳器を持っていますが、Symphonyの方が取れる母乳量は多いです。
Symphonyは持ち歩けないので、長時間の外出時にはピジョンのポータブル搾乳器を持ち歩いていました。
ダブルポンプは公式から、延長はべびーあいらんど
いつまで入院するか分からなかったので、1か月ごとにレンタル期間を延長しました。
延長料金が一番安かったのが、べびーあいらんどでした。
搾乳器のボトル、胸と直接当たる部分は購入が必要なので注意しましょう。
ボトルはmedela公式から買うのがオススメです。
ダブルポンプセットは通常6000円近くしますが、お試しキャンペーンを利用すると半額程度で入手でき、なおかつ搾乳器を2週間レンタル出来ます。
medela公式から最初はレンタルして、2週間経過するタイミングでベビーアイランドに切り替えるのがおすすめ。
搾乳した母乳は母乳パックに入れて冷凍し、NICU・GCUに持っていきました。
まとめ
今回はNICU・GCU入院時のおすすめ搾乳器についてご紹介しました。
毎日搾乳するのは本当に大変だと思います。
すこしでも楽ができるよう、適切な搾乳器を使用しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!