粉ミルクって100℃のお湯で溶いていいのかな?
ミルクってどういう風に作るのがいいのかな?
こんな人のための記事です。
粉ミルクには
・母親の負担が減る
・飲んだ量が正確にわかる
・父親も授乳が出来る
等のメリットがあり、活用する家庭が多いと思います。
母乳が出ない父親にとっては、育児の強い味方です。
ただ、育休に入って実際にミルクを作ってみるといろいろと疑問が生まれました。
今回は私が持った疑問と、私なりの答えについてご紹介します。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
粉ミルクって100℃のお湯で溶いていいの?
- Q粉ミルクって100℃のお湯で溶いていいの?
- A
OK!
粉ミルクの公式HPを見ると、ミルクの作り方は以下のようになっています。
ここで気になるのが、ミルクを溶かすときの温度。
「70℃以上って書いてあるけど、煮沸した直後のお湯じゃだめなの? 冷ますの面倒だな…」と思っていました。
ということで粉ミルクメーカの公式HPを探すと、回答がありました。
「70℃以上のお湯を使用しても栄養成分が大きく損失するようなことはありません」との記載があります!
赤ちゃんに飲ませるときは人肌(40℃くらい)に冷ます必要がありますが、熱湯で溶かしても問題なさそうですね。
ちなみにミルクを溶かす際に70℃以上のお湯が必要なのは、粉ミルク内のサカザキ菌やサルモネラ菌などの病原菌を殺すためです。(横浜市HP)
楽なミルクの作り方
- Q楽なミルクの作り方は?
- A
電気ケトルで沸かしたお湯+冷蔵庫で冷ました湯冷まし
我が家は電気ケトルで沸かした熱湯に粉ミルクを溶かしたものを、冷蔵庫で冷やした湯冷ましで割ってミルクを作っています。
具体的な作り方は以下です。
電気ケトルを使う理由
お湯が沸くまでの時間が圧倒的に早いので楽です。
140mlのお湯を沸かすまでの時間は夜間の場合は2.5分かかりますが、電気ケトルなら約1分です。(T-fal HP)
湯冷ましで割る理由
全量を熱湯で作ってから、哺乳瓶に冷水を当てて冷ます方法もありますが結構面倒です。
100ml分を熱湯で作った場合、冷水を当てて冷ますには5分程度かかります。
自然放熱だと40分程度はかかります。
湯冷ましを使うと、一瞬でちょうどよい温度のミルクを作ることが出来ます。
電気ケトルで湯冷ましを作っていいの?
湯冷ましを作る際に電気ケトルを使うと、水道水内のトリハロメタンや塩素が除去されずに残ってしまうという情報があります。(AquaClara HP)
用心に越したことはないですが、これらの物質はあまり気にし過ぎなくてよいと思います。
結論、電気ケトルで湯冷ましを作っても問題ないと考えます。
どこまで気にするかですね。
粉ミルクって合計どれくらい必要?
- Q粉ミルクって合計どれくらい必要?
- A
完全ミルクの場合、計算では1歳までに粉ミルクは約44000g必要。この場合おおよそ55缶が必要。
明治のHPに記載された情報から計算してみましょう。
完全ミルクの場合、1歳までに339300 ml必要という計算結果になりました。
スプーンひとさじ2.6gでミルク20mlが作れるため、
339300ml ÷ 20ml × 2.6g = 44109gが必要な粉の量となります。
粉ミルク1缶で800gだとすると約55缶が必要になります。
赤ちゃんによって飲む量が異なりますし、母乳と混合の場合もあるので、必要な粉ミルクの量はケースバイケースですが、参考にしてください。
(参考) 使用している粉ミルク
我が家はぴゅあを使用しています。
理由は安いから。
代表的な新生児用の粉ミルクの価格は以下のようになっています。(2024/5/24 amazon調べ)
「安いのに大丈夫?」と思う方もいると思いますがご安心を。
育児用ミルクは、消費者庁が定める各栄養素の種類と分量を満たさなければ販売することはできません。
販売されている育児用ミルクは最低限の栄養を保証しているので、安くても大丈夫です。
ぴゅあが安いのは広告宣伝費を抑えているみたいです。
たしかに試供品で見かけたことはありませんね。
まとめ
今回は粉ミルクに関する疑問と回答についてご紹介しました。
母親でなくても授乳が出来る粉ミルクは、父親の強い味方です。
粉ミルクに関する疑問が少しでも解消されたらうれしいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!