子どもが産まれる予定だけど、育休を取ろうか迷っている…
こんな人のための記事です。
仕事のキャリアやお金に関する心配などで、育休を取ろうか迷っているという方、いらっしゃると思います。
私は現在約1年の育休を取って育児をしています。
育休取得を迷っている方に、実際に育児をする身から1つ言いたいこと。
絶対に育休を取った方がよいです!!
今回は男性が育休を取るべき理由をご紹介します。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
育休を取るべき理由
①:とにかくカワイイ
最初の理由が全く論理的でないのですが、我が子はとにかくかわいいです。
育休を取るべき一番の理由はこれだと思います。
子どもと一緒にいる時間がとにかく楽しい
子どもが生まれるまでは、私は小さい子があまり得意ではありませんでした。
甥が産まれたときもどのように接すればよいか分からず、親戚の子供ともどのように遊んでよいか分からず…
「自分の子供も可愛がれなかったらどうしよう」と思っていましたが、全くの杞憂でした。
自分の子供はまぁかわいいです。
かわいい子供といっしょの時間を過ごせるだけで、育休を取る価値があります。
②:子どもと過ごせる時間は限られる
父親が子供と生涯で一緒に過ごせる時間は約3年4カ月と言われています(チコちゃんに叱られる より)
子どもと一緒にいられる時間は想像以上に短いです。
いま、仕事に追われていて忙しいかもしれません。
でも、定年後に時間ができてからでは、幼い子供と過ごすことはもうできないのです。
③:ワンオペ育児は体力・精神的にキツイ
育休を取っている私の1日の流れはコチラです。
我が家は、ツーオペ育児→妻ワンオペ育児→夫ワンオペ育児を繰り返す、シフト制育児を行っています。
育休を取らない場合、赤ちゃんのお世話と家事全てを母親が1人でやる必要があります。
実際に育児をしてみた感想ですが、ワンオペ育児は体力的にも精神的にも相当きついと思います。
体力的なキツさ
・睡眠不足
我が家は交互に寝られますが、ワンオペの場合は睡眠時間を確保できません。
24時間目を離せませんし、3時間に1回ミルクを与える必要があります。
泣いたらあやさなくてはいけません。
育児に加えて、掃除、洗濯、買い出し、料理もする必要があります。
1人ですべてをこなしたら寝る時間は全くありません。
・抱っこ
赤ちゃんが泣いたら抱っこをしてあやす必要があります。
赤ちゃんは一般的には約3kgで生まれ、どんどん大きくなっています。
1人で抱っこしていると腕や腰がかなりきつい…
我が家の赤ちゃんは立って抱っこしないと泣き止まないので、足腰の疲労が蓄積しています…
精神的なキツさ
我が家は、万全の状態の大人× 2人で育児をしています。
この状態でも、夜泣きで泣き止まないときには精神的にストレスを感じる瞬間があります。
ストレスが爆発しないでいられるのは、2人で大変さを共有できていることが大きいと思います。
もしもワンオペ育児でパートナーと育児の大変さを分かち合えなかったら、パートナーや赤ちゃんに対してキレていたのではと思います。
④:育児と夫婦の仲の良さの関係
夫に対する妻の愛情は、”夫が育児をしたか”によって大きく変わるということが分かっています。
下の図は女性の愛情曲線を表しています。
結婚直後は愛情の配分先のトップは「夫」ですが、子供が生まれると子供がトップの座につき、夫への愛情はガクっと下がります。
その後、夫が育児に参加した場合は徐々に回復していきますが、非協力的な場合は低迷していきます。
大変な乳幼児期に「夫と二人で子育てした」と回答した女性たちの夫への愛情は回復し、「私一人で子育てした」と回答した女性たちの愛情は低迷するのです。
奥さんと今後も良好な関係でいたいという場合は、乳幼児期に積極的に育児に関わる必要があります。
⑤:死ぬときに後悔するかも
「今は仕事が大変で育休なんかとれない!」
そう思う方もいると思います。
そんな方は自分が死ぬときのことを想像してほしいです。
余命数週間の患者たちに人生で後悔していることを聞くと、男性患者で1番多かった回答が「働きすぎなかったらよかった」だそうです。 (書籍 DIE WITH ZEROより)
あなたが死ぬとき、「あのときに子供ともっと過ごせばよかった」と後悔しないでしょうか?
もしも後悔すると思うなら、育休をとってより多くの時間を子供と過ごすべきです。
⑥:育休を取った経験が仕事の役に立つ
男性の育休取得率は年々上昇しています。
日本は少子化対策が急務であり、育児に対するサポートは厚くなると考えられます。
今後も育休取得率は上がっていくと思います。
今後出世して部下を率いる際に、部下が育休を取ったときどう対応すればよいでしょうか。
自分が育休を取得していれば部下の気持ちが分かりますし、対応方法も分かると思います。
まとめ
今回は男性が育休を取るべき理由をご紹介しました。
現在育休を取得していますが、子供と過ごせる時間はかけがえのないものだと日々感じています。
子どもを持つという選択をしたなら、ぜひ育休をとって子供との時間を大切にしてほしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!